盲目のハンデをまったく感じさせず、マッスルショールズを拠点にサザンソウルの傑作アルバムをAtlanticで立て続けにリリースしていた時期のクラレンス・カーター。サードアルバムとなる本作はいきなり魂の名曲「I’d Rather Go Blind」でオープニング。ファースト「This Is Clarence Carter」に引けを取らない内容です。バリー・マン&シンシア・ワイル作の「You’ve Been A Long Time Comin’」も胸が熱くなる最高のサザン・ソウル。ジミー・ヒューズ「Steal Away」ドアーズ「Light My Fire」もすっかり自分のものに。デュアン・オールマンのギターも熱いです。