60年代初めに「Dizzy」をヒットさせたトミー・ロウは、もう少しデビューが遅ければロックをやっていただろうアーティストでした。1971年リリースの本作はスティーヴ・バリのプロデュース、レッキング・クルーの演奏で、ライトなスワンプロックを展開。知らずに聴いたら「このシンガー・ソングライターだれ?」となる、さりげない良さなのです。(1,980円)
(LP)Beginnings