ヤングブラッズのジェシコリン・ヤングがグループ結成以前に録音していたデビュー作。弾き語りのブルージーなフォーク・アルバムです。ただし、音はフォークだし、全曲他人の曲やトラディショナルなのに、のちの時代と変わらぬ彼の声には、そこで鳴っていながらそこにはとどまっていないという印象があります。それを“ロック”と言うならそうなのかもしれません。ヤングブラッズで大成功し、ソロキャリアを再び歩みだした時期のリイシュー盤。
(LP)Soul Of A City Boy, The (1974 reissue)