待望のサイプレス入荷! レーベルコメントより→激動の90年代関西アンダーグラウンドに出現した化け物、サイケアウツの正統性を証明する永劫保存コンピレーション! 80年代関西ノイズ/インダストリアル・シーンを出自とする大橋アキラが、UKのゲトーミュージック新種、ジャングルに同じ匂いを嗅ぎ付けそれを呑み込んで変態した伝説のユニット、それがサイケアウツだ。雑多な音楽ソースとサブカルチャーを傍若無人にちゃんぽんし、内外アーティストにショックを与えた美学は21世紀音楽の先取りであり、現在、世界各国で盛り上がるモダン・ジャングルにも共鳴しフリークどもを狂わせる。.
「まるで琉球ペット・サウンズ!」という噂で持ちきり。琉球古典音楽・琉球舞踊を代表する曲で、結婚式などのめでたい席で演奏される大定番をビッグバンド化したことで生まれた予期せぬ風流! こんなすごい曲があったとは。しかも新崎氏本人も持っていなかったのに、em recordsがたぐり寄せたおそらく唯一の現存マスターテープからの復刻という奇跡! B面にはヴィジブル・クロークスによる最新リミックスをカップリング。2022年プレスの新装版! 艶消しシルバーのアルミ箔を貼ってエンボスをかけた特殊紙に印刷。 ディスクは琉球の太陽をイメージした半透明カラー盤。.
アールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻。高橋悠治と藤枝守のマックを用いたコンピューターシステムの共演。高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と、藤枝がMAXで操作した音響システムとFM音源が交錯。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉 「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」 は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示している。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はその<残してはいけなかったかもしれないもの>を記録した裏歴史資料である。 .
これはいったい何なんだ!?! ヘンリー川原、スリン・パークシリ、サイケアウツと並ぶエム重要アーカイブ・リリース。90年代から00年代初頭にかけ、竹村延和のChildisc等から作品を発表した大阪出身のクリエイター、Hyuの迷宮に秘められた驚異の作品群を解読するコンピレーション。2LP版にははっぴいえんど「風をあつめて」のカヴァーをボーナス収録。本人による楽しく啓発的な解説も必読。装丁は虚木へずが担当。.
HIP HOPのグローバルとは?ローカルとは?ハイプまみれの<馬鹿世界>を塗り替えるタイの異能ラッパー、JUU4Eの新作は21世紀の汎アジア・ミュージック希望の灯であり、世界に向けて放たれた黒船だ。いや、白昼堂々出現したのが黒船ならば、本作は夜を縫って海を渡り<新しいヤバいもの>を運んでくる密貿易の小型船だ。マレーシア音楽の影響を受けたタイ南部の舞踊芸能ロン・ゲン、日本民謡、テレサ・テンの曲の引用など、レペゼン・アジア! 自分のローカルを力強く表明した相も変わらずフレッシュでドープな大傑作!.
neco眠るの作曲/サウンドの要を担うBIOMAN(淳太)とCASIOトルコ温泉で異才を発揮するMTG(千紗子)が結成した歌もの男女デュオが、制作中のニュー・アルバムに先駆けてem recordsから初めてリリースする7インチ! シティポップのクリシェを無効化する要素に満ちているのに、こんなにポップで、こんなに胸にぐっとくるなんて。片面シングル1曲勝負で、なおかつ今後のアルバムにも未収録宣言なのです!.
これはいったい何なんだ!?! ヘンリー川原、スリン・パークシリ、サイケアウツと並ぶエム重要アーカイブ・リリース。90年代から00年代初頭にかけ、竹村延和のChildisc等から作品を発表した大阪出身のクリエイター、Hyuの迷宮に秘められた驚異の作品群を解読するコンピレーション。本人による楽しく啓発的な解説も必読。装丁は虚木へずが担当。.
2023年em recordsの最終リリース作。米の電子音楽デュオ、ジョージアと日本のヴォーカリスト/プロデューサー、ドーヴの初コラボレーション盤です。「ドーヴが朗読した日本語の詩篇とジョージアの電子楽器操作で作られた本アルバムは、ヒューマンヴォイスの拡張の可能性を探って新領域に分け入る」(レーベル解説より)。環境に配慮した新素材BloVinylでのプレス。.
ナナ・ヴァスコンセロス meets 高田みどり!? 多重録音楽団ひとりの人外魔境探検から生まれたアンビエント密室エキゾ幻想のダンスミュージック、静と動が繊細かつ大胆に交錯する脅威の作品「Beginning」。15種以上の打楽器をひとり多重録音で操り、テープ逆回転やヴォイスと組み合わせ出現させた10分超の大作! なんとこれが初の「ソロ」レコーディング曲。カップリングは大人気DJ、レーナ・ヴィリケンスによるREMIXで「Beginning」のトライバル成分を抽出した怒濤のファンキー・アッパー・カット!.
再入荷! 和モノ&ワールド&エキゾ・ファンに捧げる最強(狂)7インチ。「ソーラン節」 と「恋の季節」のまとわりつくようなタイ語カバーでお届けする日タイ友好リリース。「ソーラン節」は、バンチョップ・チャイプラのファンキー歌唱で歌詞はニシン漁師さんには申し訳ない内容に変貌。伴奏は60sルークトゥンの王道パターンだが、リズムが何故かドドンパ。「恋の季節」はご存知ピンキーとキラーズの昭和歌謡ヒットで、ルークトゥンの革命児、サマイ・オーンウォンがカバー。60年代に来日したサマイが当時ブレイクしていたこの曲に惚れ、帰国後に吹き込んだなんだこりゃキラーカットだ。前半は気合いの日本語、後半はタイ語で歌い、彼のトレードマークであるケーンを伴奏にぶち込んだズンドコgroove&国籍不明エキゾ感、ごちゃまぜがキモのルークトゥン妙味を味わうにもってこいの内容です。.
「京極流」は明治に創設された箏曲の流派であり、その二代宗家である雨田光平は福井県生まれの彫刻家/画家/作曲家で、日本に本格のハープ奏法を持ち帰ったハープ奏者。本作は「考えうる最高レベルの古今東西融和」(俚謡山脈)を人知れず成し遂げていた幻の傑作であり、現代のアーティストや作家達を惹き付けてやまない秘曲、京極流箏曲「新春譜」。作者、雨田光平の貴重な自演と電子音楽の名工、SUGAI KENによるリワークをカップリングしてお届けする必殺の1枚!.
かつて自らの過去を葬り消息を絶ったミュージシャンがいた。その名は岩本清顕。ポスト東京ロッカーズ期のシーンに姿を現し、ポストパンク・バンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れい解散後、工藤冬里とガイズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』を発表。その後、消息を絶つ。本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太によるリワークをプラスしたもの。ミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart(愛が僕らを引き裂く)」の《超訳》カヴァー収録。.
スペイン音楽新世代の到来を告げたプログレッシヴ アンビエント フォーク〜ニューヴェイヴ・ミュージックの奇跡、フィニス・アフリカエの名作、17年の足跡を網羅した世界初コンピレーション! スピリチュアルでディープでアフロでアンビエントな霊性オーガニック・グルーヴの数々を編纂した全音楽ファン(とDJも)必聴作品! 16Pブックレット封入。スペイン語/英語/日本語の解説掲載。.
その名も「イスティクバルと即興」。なんでまたエムで古典ピアノ作品??と訝しむなかれ。耳障りはいいが、これが実は相当な孤高・異端作品なのである!! なぜ孤高かといえば、そもそもアンダルシア古典音楽でピアノは末席中の末席、スカンドラニが現代に開拓したも同然の演奏法であること。なぜ異端かといえばこの人以前のアンダルシア音楽のコンサートでピアノ独奏はありえず、また、題名にもなっている「イスティクバル」(アンダルシア宮廷音楽の様式のひとつ)をピアノでやるなど誰も考えつかなかったのだそうです(当時も物議をかもした)。ここで展開されるオリエント/西洋/アフリカが鍵盤上で優雅に交差するさま、その不思議な世界が最大の魅力です。.
「平和なアジア」の心象風景を託した琉球電子サロンミュージック。この二つとない逸品『水中庭園』(1993)の発表30周年を祝した初LPリリース。沖縄の音楽家、コージュンこと國場幸順(こくば こうじゅん)。「平和なアジア」とは、海上交易で繁栄したかつての東アジア 東南アジアの営みを想像したもので、そのネットワークでは物だけでなく音も行き来し、どの音楽(音階)も新しく「ポップな」ものとして迎えられたと彼は思い描く。.
激動の90年代関西アンダーグラウンドに出現した化け物、サイケアウツの正統性を証明する永劫保存コンピレーション! 80年代関西ノイズ/インダストリアル・シーンを出自とする大橋アキラが、UKのゲトーミュージック新種、ジャングルに同じ匂いを嗅ぎ付けそれを呑み込んで変態した伝説のユニット、それがサイケアウツだ。雑多な音楽ソースとサブカルチャーを傍若無人にちゃんぽんし、内外アーティストにショックを与えた美学は21世紀音楽の先取りであり、現在、世界各国で盛り上がるモダン・ジャングルにも共鳴しフリークどもを狂わせる。.
『Calla(カーラ)』は、彼女の幼少期からの体験と記憶のかけらを、音に、作曲に、歌に、編曲に、細かく丁寧に転写していくことでひとつの世界を「結晶」のように出現させる。内省的なこのアルバムは、自己のエクストリームさを主張することよりも、アオシスのような憩いを共有することの意味を無言で提案している。温かく輝き、優しくきらめき、喚起的でエモーショナルな、簡潔で愛らしい珠玉の作品集。前作「Orca」同様にDan Shuttがプロデュース、Illicit Tsuboiがミキシングを手掛けたセカンド・アルバム。.
いつか名付けられるかもしれない日本の2020s音楽シーンの<今>。『S.D.S』はハイプの通用しないプロデュース現場に流れる<空気>のパッケージを試みる。17人のクリエイターと3人の裏方達の手になるセルフ・プロデュース作品12曲を収録し、うち8組がフィジカル・リリース経験なし、VINYL版は12人が未経験という、サブスク/DL/YouTubeで音楽体験をしてきた世代の作品集。あらゆる音楽言語が交錯し、評論家を煩わせるような作品だらけだが、このアマルガムこそがリアリティの核心だ。.
Takaoのデビュー・アルバム『ステルス』(2018年)は、日本のアンビエント・ミュージック再評価の渦中に突如出現したデジタル世代の音楽家からの鮮烈な言葉でした。本作〔ゴールド・エディション〕はこのアルバムを再録音し<新作>として提示するという稀な試みであると同時に挑戦的な実験です。音価の差はあるものの基本的には全く同じ構造の楽曲を収めた二つのアルバムが、なぜここまで違ったものに感じられるのでしょうか。自らの音楽を育てようとするTakaoの探究心が〔ゴールド・エディション〕で切り開いたのは、「音色」は楽曲に隷属しただ奉仕するだけの存在であるのか否か、楽曲の階層と順位の関係性、わたし達は果たして音楽に何を求め聴いているのかという意味性の再発見です。.
スティールパン+オリエンタル・ファンク from 1984! スティールパンによるジャズの演奏を開拓したイノヴェイターであるトリニダード出身のスティールパン・マスター、ルディー・スミス。彼がモダン・サウンド・クインテット解散後に満を持して発表したソロ名義のファースト・アルバムを世界初CD化。完全デジタルリマスターとオリジナルジャケット仕様!.
2000 年代のベストセラーとなった新型ルーツロックレゲエ『Walatta』で一躍有名になったブレンダ・レイは、ポストパンク/ニューウェーヴ時代から活躍した人で、リヴァプールやマンチェスターを拠点に、スリッツ、ポップグループ、ニューエイジステッパーズ(A. シャーウッドと交流があった)等と同じく、レゲエ/ダブ/ファンク/ロックのクロスオーヴァーの先端音楽をやっていたまし。本作『ドゥヤ・ヒア・ミー!(聞いてんの!?)』は『Walatta』以前の、初期の名作選集。2023年新価格盤です。.
シームレスな活動で多方面から注目を集める新世代SSW/プロデューサー、NTsKiと国内外で評判の浄土ニューエイジ・ダブ・アーティスト、7FOのコラボレーション・シングル。この異色のコンビが今も愛され続ける80sポストパンク名曲、ブレンダ・レイ「ドゥヤ・ヒア・ミー!」を怪しくもドリーミーな似非ラヴァーズ・ロックにダブ・アップ。ビムワン& CVNの最強リミックス2曲もカップリングしたアーバン・ミュージック・ラヴァーへ捧げるe.pです!.
湘南バレアリック・メロウ・ディスコ! Bankの両A面ニュー・シングルは前作とまるで違うヘヴィーでダビーで80sメロウなポップス! 軽やかな雰囲気を持っていた前作と違い、デュランデュラン/カルチャークラブ/トムトムクラブといった80sディスコ/ダンスミュージックへ核心的に接近し、ダビーでメローなポップ・サウンドを獲得しています。繰り返し聴きたくなる心地よい音作りも注目!.
西川文章の録音&ミキシング、Rashad Beckerのマスタリング&カッティング、五木田智央の装丁という布陣でおくるミラクル物体。日野浩志郎(YPY)が率いるインストゥルメンタル・グループ、ゴート(goat)初のヴァイナルLPアルバムは、1st『New Games』と2nd『Rhythm & Sound』のベスト・パフォーマンスを再編成したLP版独自の選曲。ゴートは楽器を発音させる際に生じるノイズ、ミュート音、パルス音から楽曲を制作し、全員が「人間ドラムマシーン」となった神経症手前テンションの身を削った演奏で世界中のオーディエンスを釘づけにする。.
アルバム「Orca(オルカ)」からの7インチ・シングル・カット。CD版のみ収録の<Takao Remix>と、実質、Takaoのソロとなる同曲のインスト・ヴァージョンをカップリング。フィジカル版は銀色のカラー盤を半透明インナースリーブと半透明の外装で包んでいます。.
デヴィッド・ボウイにも多大な影響を与えた(Ziggy Stardust)と言われるテキサスのナチュラル・フリークアウト・ロッカーの衝撃的録音の集大成! Mercuryに残された3枚のシングルと81年のフルアルバム、そして貴重な未発表録音で構成された25曲。しかも、安田謙一×江村幸紀×松永良平の対談付きです!.
CASIOトルコ温泉、neco眠る、EMERALD FOURなどで活動してきたおじまさいりのソロ作。まさかのem recordsからのデビューです。レーベルコメントより→おじまさいりのソロプロジェクト《くまちゃんシール》のアルバム完成。透き通ったヴォイスが浮遊してぐるぐる回る無重力サウンドワールド、その真の魅力は奥に宿る胆力の強さ。Le MakeupとTakaoの全面サポートのもと、代表作ができました!.
京都を拠点に活動するアーティスト/ミュージシャン、NTsKiが、そのキャリアの<始点>として提示するファースト・アルバム。Orange Milk(US)とエム・レコードのダブルネームで発売します。2016年から2021年にかけ、NTsKiがセルフ・プロデュースしてきた9曲とリミックス1曲をコンパイルし、これまでの変遷をカタログ化したような様相のアルバム。コシ・ミハルの「パラレリズム」のカヴァーも収録!.
遂に遂に遂に ! EM + Soi48 タイ音楽アーカイブにタイ芸能界に君臨するアイドル・モーラムの元祖、バーンイェン・ラーケンが登場! バーンイェン・ラーケンは現在も全盛の女性マス・アイドル・モーラムという存在を築き上げた第一人者で、60 年代後半からアンカナーンやホントーン等含む数多の歌手の目標になったスーパースター。今回は彼女が最も猛威を振るった70 年代の革新的モーラム&ルークトゥン作品をコンパイルし、ド派手でアップな曲からしっとり歌い込む渋い曲までバランス良く配分。バーンイェンの生来の才能である歌の巧さに焦点を当てた「聴き込める」ベスト盤に。選曲・解説・装丁はもちろんSoi48!.
90年代の本邦サイバーオカルトとメディアアートの地下水脈で暗躍した音楽家、ヘンリー川原の異形な作品群を追った初のアーカイブ・リリース。企画から10余年の封印を解き、今ここにヘンリー川原を問う! 90年代前半におびただしい数の作品を発表した後、表舞台から姿を消したこのアウトサイダー作家を、メディアアートで活動を共にした沖啓介の寄稿と、その作品を果敢に送り出した八幡書店の社主かつ本邦オカルト界のフィクサー、武田崇元のインタビューを交えて検証する(作品解説は江村幸紀)。今のアート文脈から無きものとして存在を抹消されるのなら、われわれがその記録を残すのみだ(レーベル解説より)。3CD版です。DISC2とDISC3はCDのみのボーナス音源。.