魅力的だとはちょっと言い難いジャケットのせいで損しているアルバムです。70年代に入って彼がさらに惹かれたアメリカのSSWサウンドと、自身のジャズ的なセンスがとてもうまく融合した一枚だと思うのです。ボズ・スキャッグスの「We Were Always Sweethearts」や、マーク・ベノの「Hall St. Jive」などを選び出す着眼がさすが。彼のオリジナル曲も良いですよ。US盤とは選曲違い。(3,850円)
(LP)Georgie Fame (Benelux press)