ウェストコーストの職人ジャズマン、ボビー・エネヴォルドセンが50年代Libertyに残したリーダー・アルバム。テナー・サックス、ヴァルヴ・トロンボーン、曲によってはベースも担当するマルチな才能がアンサンブルのユニークさにも表れています。マーティ・ペイチがピアノだけでなくオルガン、アコーディオンでも活躍。ラリー・バンカー(vib, p, ds)、ハワード・ロバーツ(g)、レッド・ミッチェル(b)、ドン・ヒース(ds)という布陣。スタンダードもカヴァー曲も緊密さの中にかわいらしさが覗く魅力的なもの。これはいい!
(LP)Smorgasbord