メロディアスなサックスを生涯吹き続けた名手ズート・シムズ晩年の作品。晩年といってもまだ50代半ばなのですがね。ジミー・ロウルズ率いるピアノトリオをバックに円熟味と歌心あふれる演奏を聴かせてくれます。テナーとソプラノを吹き分けているので「双子だったらよかったのに」というタイトル。どっちも好きだったんでしょうね。
(LP)I Wish I Were Twins (Colombian press)