邦題「ドン・ファンのじゃじゃ馬娘」! 音楽的パートナーとしてのジャコ・パストリアスの役割を最大限まで拡大した結果、アルバムとしても2枚組のヴォリュームを問う問題作へと結実。70年代の彼女が目指したジャズ化の極北がここにあると言っていいでしょう。誰もが口ずさめる曲はほとんど無くなり、つかまえようとしてもすり抜ける、まさに音楽的じゃじゃ馬娘の面目躍如。
(LP)Don Juan's Reckless Daughter (2LP)