失礼ながら見た目は太めで、サックス奏者かなと思ってしまいます。しかし、彼はピアニスト。しかも、非常にリリカルなタッチの持ち主。レーベルイメージからラムゼイ・ルイス・トリオ的なものを想像すると、そのギャップに驚かされます。あえてぐいぐいいくソウルジャズ感を抑えめにしたのが自分らしさなんでしょう。「Darn It」という曲のブルージーな隙間感覚がとても染み入りました。
(LP)Weary Traveler, The