Shelterでのデビューを経て、Columbiaに移籍。2作目に当たる作品で、ヒット曲には恵まれませんでしたが、相変わらず心に刺さるアルバムです。彼女という素材の良さか、ふくよかなボーカルゆえか。Staff廻りのNYフュージョン〜ジャズ系の音楽の充実がそのまま写し込まれたプロダクションが要因でしょう。この微妙に揺れるアンサンブルの快感は何物にも代え難いもの。デビュー作に続いて、本作もフィル・ラモーンのプロデュース。グラディ・テイト、リチャード・ティー、ジョン・トロペアらNYの一流ミュージシャンが参加しています。
(LP)Second Childhood