ライオネル・ハンプトンがこの時期のColumbiaに残したアルバムはストリングスとの「Soft Vibes」、トロンボーン・セクションとの「Cool Vibes」と、コンセプトを重視した作品が多いのです。本作もそのシリーズのひとつで、お相手は木管。抑制の効いた演奏がひんやりとしたムードを与えてくれるのは、このシリーズの共通項でもあります。
(LP)Golden Vibes