ギター1本の伴奏で始まる「And I Love You」なんて、泣けちゃいます。ニュー・クリスティ・ミンストレルズやバック・ポーチ・マジョリティなど誠実なモダンフォーク・コーラスグループを率いてきた実力派。こんなにナイーヴで魅力的なSSW作品を残していたなんて。似たような立場だったチャド・ミッチェルのソロはもうちょっと幽玄とした感じでしたが、こちらは優しい陽光を感じさせます。少しずつ暖かくなってくる季節に聴きたい。
(LP)Hazy Sunshine