アレンジャーとしてジャズからエキゾまで多彩かつ奥深い仕事を残したラス・ガルシア。彼がジャズコンポーザーとして自分の才能をぶつけた初のリーダー作です。「Wigville」すなわち「かつらの村」というタイトルもかなり変わってます。ウェストコーストの若手ジャズマンのオクテット編成で、楽曲はすべてガルシアのオリジナル。知的で小技が効いていて、コミカルだけどクール。ある意味、彼の本質が最初からすべて出ていました。アートワークはもちろんバート・ゴールドブラット。
(10inch)Wigville