18歳でピアニスト/作曲家としてデビューした、まさに天才音楽家。後年はシンガーとしても魅力を発揮します。本作は25歳の年に発表されたオーケストラルジャズの傑作。ビッグバンド形式ですが、スイングではなく20世紀クラシックに通じる構造的な美学を感じる作品です。全曲彼の自作、アレンジも自身。おなじレーベルだったクインシー・ジョーンズにも大きな刺激を与えていたのではないでしょうか。
(LP)Joyful Noise