60年代にスリーズ・ア・クラウドというフォークロック・グループでデビュー。その後、カナダで実力を賞賛されながらようやくリリースしたソロ・デビュー作がこれです。彼はすでに30代半ばを超えていました。アシッド的ともいえる不思議な奥行きなど、その経験と年齢でしか出せない味わいが作品全体からにじみ出ています。静かな曲では初期のブルース・コバーンに近い味わいも。
(LP)May All Beings Be Happy