夏をただよう。白日夢。いわゆるサマーでオーシャンな明るさとは一線を画した漂泊感。そんな気分を濃厚に感じさせてくれる名作です。彼のアルバム「The Original Tap Dancing Kid」「The Dragon Is Dancing」と並ぶ三部作のシメにあたるアルバム。そしてこれが彼のラストアルバムでもあります。A面は「It’s All In The Game」、B面は「I'm So Lonesome I Could Cry」という、それぞれ知られたスダンダード曲に向かいつつ知的に構成されます。Bラス「泣きたいほどの寂しさだ」の独白するような歌声に思わず涙。