前作「Jump」から5年ぶり。初来日公演(88年)を経てのインスピレーションが結実した通算5作目のフルアルバムは、カリブ海やアメリカン・フォークロアから、太平洋の向こうの日本へと興味が飛び火した野心作となりました。過去4作に比べてジャケットのギャップが大きくて、当時この作品をきちんと理解できた人はそれほど多くなかったかもしれませんが、今聴くと彼の空想癖とロマンチシズムがきちんと着地した作品として高いクオリティにあると感じます。
(LP)Tokyo Rose