かのマーク・ヘンリーとの交流でも知られるミネソタのSSW。その昔、日本盤で発売されていたアルバム(セカンド)ではもっと無骨なイメージを抱いたものですが、このファースト作にあらためて耳を通して、その繊細さ、若さ、苦さに舌を打ちました。ミネソタのごく身近な友人たちによるバックアップ。プレイヤーの前に座り込んだまま、しばらく時を忘れて向かい合っていたくなります。この47年前の若者の語る話に耳を傾けていたくなります。
(LP)Family In The Wind