ヴァン・ダイク・パークスらに支えられバーバンクサウンドの名品を数々残したカナディアンSSWの71年作。目眩がするようなバーバンク期の音の名残と、自らのポップセンスをミックスした、繊細で知的な傑作です。ランディ・ニューマンやレナード・コーエンと一緒にザ・ムーヴが同居するような世界観。「Suzanne」は名演ですし、キャロル・キング「Spaceship Races」のカヴァーも21世紀の今聞いてもかっこいい!
(LP)Upside Downside