コードの展開や構成、リズムの積み重ねなどに緻密に工夫を凝らしながらも、密室的でありながらエモーショナル。エキセントリックですが、音楽で遊び過ぎていない。こういう人の作品は、繰り返し聴くのが一番です。トニー・コジネクやマーク・ワーツ(70年代のソロ)にも並ぶ世界観を持つ彼の初期作品。名盤の誉れ高いファースト「Records Are Like Life」に続くセカンドです。
(LP)Andy Pratt