60年代末のグリニッジヴィレッジでクライヴ・デイヴィスに見出されデビュー。デビュー当初はミスティックな香りが強かった人ですが、このサードではぐっとオーシャンな展開に。その合間にときおり見せる、まるで深い海から浮上したような深い憂いには、ニック・ドレイクを思わせる瞬間も。暗さがわかるからこそ、夏はまぶしい。そんな傑作です。クレジットをよく見ると、タイトル曲にはチック・コリアも参加していたり。80年代に35歳で死去。惜しまれます。
(LP)Dragon Is Dancing, The