グルーヴィーなハーマン・フォスター率いるピアノトリオをバックに、心地良くスイング。このジョーン・ショウという才能豊かな新進女性シンガーこそ、のちのサリナ・ジョーンズ。彼女が本名で活動していた時代のアルバムです。ボッサ・ナンバーなどを交えての小さめのジャズクラブでのパフォーマンス。歌のうまさの隙間にちらちらと覗く初々しさも含め、愛すべきムードに満ちた好盤です。
(LP)In Person