イタリア・ジャズシーンの50年代を貴重なレコーディングで振り返るオムニバスアルバム。映画音楽家として大成するアルマンド・トロヴァヨーリのトリオ音源など、SP盤からの盤起こし音源も含まれるのか針音がチリチリいう曲もありますが、それも貴重なアーカイヴである証。敗戦国であったイタリアが再び文化を築き上げてゆく歴史でもあるのですね。
(LP)Italian Jazz Graffiti