パンチの効いた歌声で50年代に人気を博したR&B娘ルース・ブラウンが、ストリングスとともにしっとりと女心を歌った一枚。おてんばぶりはすっかり影を潜め、リチャード・ウェスがアレンジした繊細な管弦にエスコートされています。それでも「Why Don’t You Do Right」では彼女らしい肝っ玉もしっかり披露。真夜中にあたしの女心聴いてちょうだい、って感じです。
(LP)Late Date With Ruth Brown (early60s press)