フランス、イギリス、アメリカのヒット曲に目を配りつつ、それも美しいメロディの作品から、茶目っ気たっぷりのノヴェルティ・ソングまで、楽曲のポイントを巧みに掴まえてオーケストラ版へと編曲しながら、プウルセル色の世界にまとめています。聴き進むうちに、どこか穏やかに心休まる空気が流れてくるような気がして、それがプウルセルの持ち味なのでしょうね。それにしても、いつになくカラフルでポップなアートワークですね。音楽までカラフルに聞こえてくるから不思議です。
(LP)Musique Et Couleurs : Amour Danse et Violons No.29