1944年の創立時からセカンド・ヴォーカルを担当してきたチューチョ・ナバロと、レキント・ギターのアルフレード・ヒルが、ファースト・ヴォーカルにエンリケ・カセレスを迎えたことから、グループ名に”New”を加えて発表。ただしこの後、すぐもとのトリオ・ロス・パンチョスに戻しました。日本語詞を乗せればそのまま歌謡曲になりそうな親しみやすい定型的なメロディが、じんわりと染みてきてなんとも魅力的です。元来の甘くてロマンチックな雰囲気をそのままに、変わらず美しいコーラスを聞かせます。頭抜けて上手く、実にダイナミックな演奏が彼らの本領です。