フランスの映画や舞台の音楽を手がけたオズワルド・ダンドレア。70年代のパリで新しいシャンソンやジャズ、前衛的なポップスを取り扱ったMoshe-Naimレーベルからリリースされた本作は、UKライブラリーのような高水準のポップ・ジャズ集。女性スキャットと管弦が各所で効いていて、グルーヴィーかつ気持ちの良い緊張が続きます。なお、東京オリンピックをイメージしたサウンド集「Tokio 64 Oympic」という素晴らしいアルバムも残していて、これも素晴らしいです。
(LP)Le Temps 0-12-24