なんとも扇情的な真っ赤ジャケ。描かれているのは世界各国のセクシー女性たち。実録的な映画かと思いきや、ストーリーもののよう。日本未公開なうえ、その後のソフト化もなく、あまり情報がない映画ですが、イタリア映画音楽界の俊英にしてジャズマンでもあるジョルジオ・ガスリーニのサントラということで珍重されてる一枚です。ジャズファンク的な音ではなく、抑制の効いたオーケストラや旅情のあるスコア中心。意外ですが一筋縄ではいかないスリリングさは感じます。
(LP)Quando Las Mujeres Se Liaman Senoras (Spanish press)