ビリー・メイ、ジョニー・リチャーズなど60年代のビッグバンド・シーンで修行を重ねてきた新世代のバンドリーダー。彼が自分のバンドで満を持して発表した初のリーダー・アルバムです。ソウルジャズ/ジャズファンク的なイディオムと、スタン・ケントン以降の流れを組むインテリジェンス。「2001」を聴くと、デオダートも相当意識していたことがわかります。ダイナミックな演奏、思い切りのいいアレンジと、今聴いても熱くなる内容です。
(LP)Joel Kaye And His New York Neophonic Orchestra