60年代の諸作の中でも、ウェストコーストのジャズ名人たちが顔を揃え、素晴らしいコンボによる歌伴を披露した本作はファンから人気が高い一枚。マックス・ベネット、ジャック・シェルドン、スタン・レヴィ、ジャスティン・ゴードン、ジョン・ピサノ、ルー・レヴィ、ハーブ・エリス、ベニー・カーターらがそれぞれ曲により顔を揃えています。ラテン・パーカッションをアンサンブルに加えた「It’s A Big Wide Wonderful World」「I Won’t Dance」など、アップテンポの切れ味の良さは最高です。