ルイ・アームストロングの歌った「What A Wonderful World」は68年のリリース当初はそれほどアメリカではヒットしなかったので、実はカヴァーヴァージョンもそれほど多くないんです。それをあえてタイトルに持ってきたのは、若くピースフルなポップスサウンドを牽引していたDunhillならではという気がします(ベトナム戦争への反戦の意も込め)。ロジャー・ベネットのクラリネットと上品なアレンジが耳にやさしいです。
(LP)What A Wonderful World