ゴードン・ジェンキンスの手掛けた美しいストリングス・オーケストラをバックに、魅力的な歌声でバラードをたっぷり聞かせてくれる一枚です。ドラムレスのオーケストラを相手にゆったりとゆるやかに彼が歌うだけに、優美なグルーヴが生まれます。歌とオーケストラに抱かれる「Paradise」は、まさにレコードの上に現れたこの世の楽園のよう。なお、今回入荷盤の表ジャケに赤ボールペンで書かれているのは、おそらくコールの直筆サインと思われます。「Cole」のサインで、小文字のエルが書き足りていませんが、ボールペンのインク不足ではないかと(ただし確証がございませんため、ご了承の上お買い求めください)。