同時代のアメリカン・ヒット、ミュージカル、ビートルズ・ナンバーなどから選曲された1968年作品。プウルセルのオーケストラも、この時代になると、優美なストリングス編成というよりも、ビートを巧みに生かしたダイナミックな躍動を聞かせる内容へと変化しています。なにしろ素晴らしいのがプウルセル自作「Abagachi」。ボサノヴァのリズムと洒落たメロディとがピッタリとハマっています。ADVシリーズの中でもなかなか見かけない一枚。(12,100円)
(LP)Amour, Danse Et Violons No.32