ジャズ・フルート奏者ヒューバート・ロウズの通算3作目のリーダー・アルバム。彼の人気が花開くのは70年代にCTIと契約後というイメージですが、60年代の作品から漂うオリジナリティにも気になる部分がたくさんあります。70年代にジョン・ヘンドリックスがカヴァーした「No More」はメルバ・ムーアらの女性コーラスをフィーチャリングしていて、ロータリー・コネクションみたいな空気感。チック・コリア、バーニー・ケッセル、チャック・レイニー、グラディ・テイトらがバックアップしています。
(LP)Laws’ Cause