1966年にはムッシュは4枚のアルバムを制作。62〜65年までの3年間は年2作品でした。ここへ来て俄然ホットになってきたことがわかります。かくして充実期へと歩みを始めたカラベリ。世界進出が視野に入って来たのか、フランスのみならず英米のヒット曲でレパートリーを構成。コーラスの女性達も歌詞を歌わず、オブリガートのメロディ歌唱に終始しています。ミュゼットを交えるB1のシャンソン的な編曲には、独自の美意識が冴えます。手応え充分の内容です。
(LP)Please Love Me