フランス楽曲に加えて、英米のヒット、そして自作曲でまとめられているADV43。1973年、1975年とプウルセルは日本ツアーを行い、計40本近いコンサートを成功させ、日本での人気も非常に高かった時期になりますが、選曲には日本からのリクエストがあった様子は伺えません。仏盤はフランス国内向き商品として制作されていたのかも。それにしても、相変わらず快調。丁寧で密度の濃い充実の演奏を聴かせます。
(LP)Amour, Danse Et Violons No.43