ホーギー・カーマイケルのキャリアをRCA関連の音源からたどるコンピレーション。まずいきなりピアノ弾き語りの「Stardust」(1960年録音)から素晴らしいのです。ポール・ホワイトマン楽団での1927年の演奏や自身で率いた楽団での録音群も貴重。どの音源もほとんど丁寧に修復が施されていて感服しました。「Stardust」は3ヴァージョン収録されているので聴き比べもぜひ。MCA盤を持っていても録音はまったく被りません。
(LP)Stardust, And Much More