40〜50年代にかけて、一口では言い表せないプログレッシヴなサウンドをビッグバンドで展開した異能のアレンジャーの代表作。ストラヴィンスキーノナを掲げたタイトル曲は、次に何がくるかまったく読めない意外性の連続したビッグバンドジャズ。歌モノにも異色のムードが漂っています。レイモンド・スコットやスタン・ケントンらが築いたプログレッシヴなビッグバンドの系譜に連なって数えられるべき鬼才です。
(LP)Boyd Meets Stravinsky (60s press)