ボサノヴァ黎明期に、アントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファが制作したサントラ。今聴くとまだサンバ色も濃いですが、コラージュ的に見え隠れするテーマ曲には、しっかりボサノヴァの精神が根付いています。当初(1959年)、アメリカでのリリース元はEpicでしたが、一度廃盤となった後の1964年にあらためてヨーロッパ盤を元にリリースされた米Fontana盤。オリジナルはモノラルのみなので、こちらは擬似ステレオ加工盤です。
(LP)Black Orpheus (70s reissue)