ライの映画音楽キャリアでは初期の1枚。映画は、ジャック・ニコルソンが国境警備官を演じた社会派サスペンス。ライが長年抱えているテーマと響き合う内容でした。歌ものも含め、自身のソロ作の延長戦ともいえます。事実上のタイトル曲「Across The Borderline」はフレディ・フェンダーが歌ってます。ジョン・ハイアット、ブレンダ・パターソンらもシンガーとして参加。インスト「Rio Grande」ではライが日本で触れた喜納昌吉「すべての人の心に花を」のフレーズからの引用も垣間見えます。
(LP)Border