40〜50年代にかけて、一口では言い表せないプログレッシヴなサウンドをビッグバンドで展開した異能のアレンジャー、ボイド・レイバーン。彼の代表曲である「Boyd Meets Stravinsky」は、次に何がくるかまったく読めない意外性の連続したビッグバンド・ジャズ。歌ものにも異色のムードが漂っています。レイモンド・スコットやスタン・ケントンらが築いたプログレッシヴなビッグバンドの系譜に連なって数えられるべき鬼才です。
(7inch)Innovations Vol.4 (4songs EP)