スタン・ケントンのビッグバンドのすごさは「Monotony」のプログレッシヴな変拍子&不協和音展開で明らかに。1940年代からビッグバンドジャズをダンスホール向けではなく、真に革新的な音楽形態として意識し、野心的な作品を作り続けたケントン楽団のもっとも進歩的な研究報告です。ピート・ルゴロによる奇抜なアレンジ連発。ジューン・クリスティが歌う「Lonely Woman」の舞台劇のような大胆なアレンジにも陶然とするばかりです。1947年のセッションにはローリンド・アルメイダも参加。
(LP)Concert In Progressive Jazz
SOLD OUT