1950年代のフランク・プウルセル。大変に密度の濃い演奏に驚かされます。そして気がつくことは、全体に軽さがあること。3連譜が続く「Any Time」のような曲でも、品のいいあっさりとした編曲です。50年代独特のホール感のある録音にも味わいがあります。フランスでもなかなかコンディションの良い盤が見つからない時期のレコード、上々のコンディションと思います。(13,200円)
(LP)Amour, Danse Et Violons No.13