60年代末にスイスに移住後はオランダ・フィリップスとの契約下で作品をリリース。その後は複数のマイナーレーベルから作品発表を続けたアニタ・カーの、とても暖かくて愛おしいピアノインスト盤です。ご主人が経営するスイスのスタジオで録音され、もちろん作編曲、ピアノ演奏も彼女自身。タイトルの”Warm”は、自分にとって”dream world”を表現する言葉とするコメントを寄せています。イントロの工夫、メロディの美しさなど、いつもながらの丁寧なつくりです。
(LP)Sound Of Warm, The