1962年にBlue Noteに残した「Portrait Of Sheila」はジャズヴォーカル史上伝説的な1枚。その後、十数年のブランクを経て70年代半ばに復活してからはコンスタントに変わらぬみずみずしさを持つ歌声を披露する作品を残してくれています。本作は1990年、ピアノトリオをバックにしての吹き込み。スキャットも自在で奔放です。アナログレコード末期のリリースなので、あまりレコードでは見かけません。
(LP)Lost And Found