アフリカに自らのルーツを見ながら、アメリカ音楽を探究する。彼は真の意味でのソウルジャズをやっていました。本作は1967年のライヴ盤。ポップ・シーンへの目配りを共存させた彼の音楽性はなかなか理解されにくいものかもしれませんが、今の耳で聴くことで発見があります。ソリッドなグルーヴでリアレンジされた「Up Up And Away」がカッコイイ! 「Coincidence」には独特のスピリチュアルなセンスが光ります。
(LP)Masekela Is Alive And Well At The Whiskey