モータウンの社主ベリー・ゴーディは、ブロードウェイミュージカルに強い憧れを持っていたのか、モータウンの人気が確立された60年代後半にはミュージカルをモチーフとした作品がいろいろ制作されます。シュープリームスが「ファニー・ガール」の曲に取り組んだこの作品もそう。ダイアナの独立後の活動も想像させる方向性。ミュージカル調に寄せたサウンドですが、彼女たちの個性もそこかしこにちゃんと出ていて楽しいです。(3,300円)
(LP)Funny Girl