70年代のこの時期から自身のルーツである南米音楽に開眼。ブラジルとアルゼンチンで録音され、フォルクローレやバイーア的なリズムの混沌の中をひたすらに吹きまくる歌心全開の大傑作です。いつ果てるとも知れぬリズムのうねりの中で酩酊する冒頭の「Encuentros」が圧巻。ときおり訪れるピアソラ的な静寂も見事。アルゼンチンタンゴと鮮やかに融合した「Nunca Mas」、「Tighten Up」のラテン版みたいなリフがかっこいい「To Be Continued」もすごい。
【曲目】Encuentros / India // La China Leoncia Arreo La Correntinada Trajo / Entre La Muchachada La Flor De La Juventud / Nunca Mars / To Be Continued【Producer】 Ed Michel