いわゆるポピュラー作曲家ではなく、ジャズミュージシャンが書いた名曲を歌うというコンセプト。エリントン作のA-1「Jump For Joy」から彼女の歌もアル・コーンのアレンジも切れ味十分。颯爽とスイングする彼女の心を支えます。ペギー・リー作曲「Things Are Swingin'」もお見事。こんなにスイングしてる彼女はこの時代には珍しいかも。オーネット・コールマン「Lonely Woman」に歌詞を付けていたのはマーゴ・ガーヤンなのですね。このアルバムのクレジットで初めて知りました。
(LP)Free Spirits