天性の歌唱力を持ちながらドラッグ過剰摂取で1963年に亡くなったダイナ。結果的に晩年の作品となってしまった1枚です。ドン・コスタが素晴らしいアレンジを提供。恋に敗れた痛みをせつせつと歌う彼女の声を、まるで真綿でくるむように寄り添うのです。
(LP)Drinking Again (mid60s press)